宇佐の山々

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2023年8月12日土曜日

読売の社説で思うこと

 電子版分類では、社説はオピニオンの項目にある。事象をならべ、あたりさわりのない結論に導く!オピニオンを辞書で引いてみた。なるほど一般論との和訳もあった。

都合の悪い自称には蓋をし、自社の都合のいい切り貼りで結論を導く新聞に比べれば害はないのだが、・・・・・

竹内政明さんや~い!


昨日の友人のブログより

今年になって『川柳まつど』に投稿している。私の自宅から会場へは遠いので、投稿だけの会員。3月号から7月号まで、「宿題」(二人選・三句詠)と呼ばれる題が基本4つほど出る。「吐鳳」という柳名でそれに応募してとられた句を並べてみたい。

投句の成績は以下の通り。

3月号:宿題「天使」「どんどん」「デラックス」「出直す」。12句投稿で3句採。

天使:孫娘ちょっとクールで魅力あり  AIは神か悪魔か友達か

デラックス:ふさわしい器になって手に栄誉

4月号:宿題「前向き」「満満」「マネー」「守る」。12句投稿4句採。

前向き:深呼吸次の舞台へ新呼吸  暴走と妄想やめて奔走を

満満:人間の生老病死フルコース

マネー:経験でなく体験こそが授業料

5月号:宿題「使う」「時時」「トーン」「つれない」。12句投稿5句採。

使う:五十肩昔はたしか四十肩 

時時:冷やメシも喰い方ありと人の言う

つれない:成仏を逃した人の未練顔  異次元って最低限のことですか 

6月号:「道理」「堂堂」「ドリーム」。9句投稿4句採。「地」1(天地人客佳」)。

道理:死ぬ気でも死んだ人なし元気出せ

堂堂:ペイペイをやっと使えたドーダ感 ふさわしい器になって手に栄誉 

7月号:「羨望」「さばさば」「スタート」「染まる」 12句投稿2句採。「客」1。

羨望:しまむらと自炊ダイソー衣食住 好きなのは卑しさ無縁の面構え


今日の収穫:「名言との対話」8月7日。タゴール「「人びと」は残酷だが、「ひと」は優しい 」

そしてタゴールは「 哲学なき政治、感性なき知性、労働なき富、この三つが国家崩壊の要因なり」と言っている。深くうなずくことができる警句である。

日本が行った対華21か条の要求には「西欧文明に毒された子ども」とし、満州事変以後の軍事行動には「日本の伝統美の感覚を自ら壊すもの」と批判している。これは友情のなせる業だろう。

またタゴールは5度も訪問し、友人の多い日本の行く末を案じている

冒頭に掲げた、「人々」は残酷だが、「人」は優しい、との言葉には胸を刺される思いがする。一人と一人はあたたかい交流が可能だが、集団同士や国家同士となるとそうはいかなくなる。この順序を変えて、「人は優しいが、人々は残酷だ」という言葉をタゴールの戒めとしたい。



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