宇佐の山々

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2026年9月25日金曜日

今日の収穫

 

昨夜の市塾例会で平田氏が「堕落論」をぽつりと!これが頭に残っており、チャットを検索。山本七郎・小室直樹の「日本教の社会学」の中に出てきたと思っていたが、記憶違いであった。種々検索したが、啓一の解説が一番わかりやすい。


「堕ちよ、堕落せよ」と安吾はいう。しかしまた、人は無限に堕ちきれるほど堅牢な精神に恵まれていないという。すべては堕落するところから始まる、そのことによって真実の人間になれる、という高らかな宣言が『堕落論』 であった。


坂口安吾「人は無限に堕ちきれるほど堅牢な精神に恵まれていない」

2020年2月17日名言との対話

坂口 安吾(さかぐち あんご、1906年〈明治39年〉10月20日 - 1955年〈昭和30年〉2月17日)は、小説家、評論家、随筆家。享年48。

 新潟生まれ。東洋大学文学部印度哲学倫理学科卒業。同人誌「言葉」を創刊。1931年に「青い馬」に発表した短編「風博士」が激賞され、新進作家として認められる。戦後、1946年4月に発表した『堕落論』によって安吾は時代の寵児となった。『白痴』などで新文学の旗手として脚光を浴びる。

 安吾は小説よりもエッセイが面白いと言われる。坂口安吾『堕落論・日本文化私観』(岩波文庫)を読んだ。安吾の思想が直接に響いてくる。安吾の視線は本質にグサリと突き刺さる。本当のことを書いている。実に魅力がある。以下、『堕落論』『続堕落論』の言葉から。

武士道は人間の弱点に対する防壁。日本人はただ運命に従順な子供であった。特攻の戦士は幻影。人間の歴史は闇屋になるところから始まる。人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。人は正しく堕ちきることが必要なのだ。堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。天皇を冒とくしながら、盲目的に天皇を崇拝しているのである。未亡人は恋愛し地獄へ堕ちよ。復員軍人は闇屋となれ。人は無限に堕ちきれるほど堅牢な精神に恵まれていない。すべては堕落するところから始まる。

 他のエッセイにも、人生の本質をえぐる厳しい目がある。

人生とは銘々が銘々の手でつくるものだ。人生はつくるものだ。自分だけの独自の道を歩くのだ。自分の一生をこしらえて行くのだ。単純明快、より良く生きるほかに、何物もありゃしない。文化の低いほど人は狭い垣を持つ。自我の確立、人間の確立なくして、生活の確立はあり得ない。

 宮本武蔵は平凡でありボンクラだ。西行や実朝の歌や徒然草は三流品だ。我事に於いて後悔せず、という、こういう言葉を編みださずにいられなかった宮本武蔵は常にどれくらい後悔した奴やら、、、。 尾崎咢堂は人間という大事なことを忘れている。小林秀雄には鑑定家の目しかない。、、、逆に勝夢酔や宮沢賢治には高い評価をしている。

 「偶然なるものに自分を賭けて手探りにうろつき廻る罰当たりだけ」には、物の必然などは一向に見えないけれども、自分だけのものが見える。自分だけのものが見えるから、それが又万人のものとなる。芸術とはそういうものだ」。

安吾賞という賞がある。新潟市がゆかりの安吾生誕100周年を記念して2006年に創設した賞だ。宣言書によると「世俗の権威にとらわれずに本質を提示し、反骨と飽くなき挑戦者魂の安吾精神を発揮する現代の安吾に光を当てたい。、、現代の世相に喝を入れる人物や団体に「安吾賞」を贈ることをここに宣言する。」とある。 キャッチフレーズは『出でよ、現代の安吾』だ。「生き方が安吾的だ」ということで野田一夫先生が選考委員会委員長に選ばれている。第1回の受賞者は演劇の野田秀樹。安吾と同じように名声に背を向けて新しいことに挑み、人々に元気を与えた。野田秀樹は、安吾の没後10カ月で生まれ「生まれ変わり」を自称していると野田先生。2回以降は、野口健、瀬戸内寂聴、、渡辺謙、ドナルド・キーン、荒木経惟、若松孝二、会田誠。草間彌、佐藤優、と続いている。この賞は人選がいい。受賞者は「現代の安吾」たちだ。

「堕ちよ、堕落せよ」と安吾はいう。しかしまた、人は無限に堕ちきれるほど堅牢な精神に恵まれていないという。すべては堕落するところから始まる、そのことによって真実の人間になれる、という高らかな宣言が『堕落論』 であった。





チャット







9月25日OK小泉


「ノミナルアンカー(名目の錨)」とは、物価やお金の価値がどこへ行くか分からなくならないように、基準となる“錨”を打つことです。IMFも、物価水準をつなぎ止める基準として、インフレ目標・為替レート・通貨量などを挙げています。IMF

日本の場合、その錨は基本的に**「消費者物価の上昇率2%」**です。日銀は2013年以来、この2%を「物価安定の目標」としています。



2026年9月23日水曜日

安部元総理がつくった官僚けん制ツール、安部は財務省には使わなかったが、高市は使った

 高橋洋一氏が注目しているのは、財務省の将来の次官候補と見られていた一松旬(ひとつまつ・じゅん)主計局次長が、東京税関長へ異動した人事です。財務省側も2026年8月、この人事について質問を受け、「適材適所」と説明しています。

高橋氏によると、国家公務員の幹部には「指定職俸給表」という給与上のランクがあります。資料中では次のように説明されています。

給与ランク主なポスト財務省内での位置づけ
8号事務次官官僚の最高位
7号財務官次官に次ぐ最高幹部級
6号主計局長予算を握る非常に重要な局長
5号官房長、主税局長、関税局長、理財局長、国際局長本省の主要局長級
3号総括審議官、東京税関長など指定職の上級幹部
2号主計局次長、官房審議官など局長候補となる幹部級

人事院の資料でも、事務次官=8号、財務官=7号、主計局長=6号、官房長や主要局長=5号という構造が確認できます。

一松人事の「妙」

一松氏は、

主計局次長=2号 → 東京税関長=3号

なので、給与ランクだけ見れば昇格です。

ところが高橋氏は、東京税関長について「ここから本省の局長、事務次官へ戻る例は非常に少ない」と説明します。つまり、

給料は上がった
↓
肩書も局長級になった
↓
しかし事務次官レースからは外れた可能性がある

という、一見すると分かりにくい人事だというわけです。

なぜこれほど注目されたのか

高橋氏によれば、一松氏は開成高校、東京大学を経て財務省に入り、国家公務員試験でも最上位級で、岸田政権では首相秘書官を務めるなど、早くから事務次官候補と見られていた人物でした。

朝日新聞は当時、官邸幹部の話として「政権にあまり協力的でなかった」ことが人事に影響したとの見方を報じています。ただし、高橋氏自身は原因を断定せず、別の人事上の事情などの可能性もあり、「本当の理由は分からない」という立場です。

高橋氏が本当に言いたいこと

むしろ高橋氏の中心的な論点は**「内閣人事局が実際に力を持った」**という点です。

内閣人事局は、幹部官僚の人事について官邸が関与できる仕組みです。高橋氏は、その構想は第1次安倍政権時代にさかのぼり、第2次安倍政権で実現したものの、安倍政権では財務省に対して実際に強く人事権を行使することは少なく、主に「牽制」の意味が強かったと説明しています。今回については、高市政権がその仕組みを実際に使ったのではないか、というのが高橋氏の解釈です。

さらに財務省の文書課長が近畿財務局長へ異動した例も挙げ、**「官僚を動かすうえで、人事権は非常に強い」**と強調しています。

いちばん分かりやすく言うと

今回のポイントは、こうです。

官僚の人事には二つの「ランク」がある。

① 給与上のランク
2号 → 3号なら「昇格」

② 出世コース上のランク
主計局次長 → 東京税関長なら「次官コースから外れた」と受け取られる場合がある

ですから、高橋氏の話の核心は、

「役職・給料を下げなくても、人事によって官僚に非常に強いメッセージを送ることができる」

ということだと思えば、かなり理解しやすいです。

これは前の**「高市内閣改造は仕事・政策を見る人事ではないか」**という高橋氏の話ともつながっています。今回の財務官僚人事まで一緒に見ると、彼が高市政権をどう見ているのかがかなりはっきりします。


日本教の社会学

 山本七平=日本社会のクセを発見する人

小室直樹=そのクセを理論化する人

を、もう少し正確にすると、

山本七平:「日本人を動かす“空気”があるぞ」
小室直樹:「その空気は、教義がなくても“規範”として働き、人を従わせ、逆らう者を制裁する。だから宗教社会学で説明できる」

ということです。

そして私が一番面白いと思うのはここです。

「誰も命令していないのに、みんなが従う」

山本が発見したこの不思議な現象に、小室が 「なぜそうなるのか」という仕組みを付けた。これが「理論化」の核心だと思います。

なお、「日本教」は社会学界で確立された一般理論というより、山本・小室による日本社会の独自の分析枠組み、と見るのが適切です。『日本教の社会学』自体も「日本教の教義」「救済儀礼」「神義論」「日本資本主義の精神」という具合に、宗教社会学の枠組みを日本社会に当てはめて議論しています。




2026年9月22日火曜日

啓一の追っかけ再開

 新・代表的日本人のWORDコピペ、EXCELリスト化再開!
WORDでCOPILOTに表作成指示したが、できなかった。GPTに指示したら、数秒のうちに!



高市内閣 内閣改造 参議院

 



2026年8月15日土曜日

BSフジプライムニュースを見て

 浅田彰×先崎彰容 天皇論について

先崎氏の「天皇制をどう改正するかを論じる前に、天皇という存在を通して日本人が何を千年以上受け継いできたのかを考えなければならない」という発言。これをもとに天皇制とは?について下記のようにまとめてみた。