宇佐の山々

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2023年6月14日水曜日

啓一の「遅咲き偉人伝:鈴木大拙」より

 

鈴木大拙禅の研究家で東洋思想を世界に伝えた哲学者 1870年(明治3年)-1966年(昭和41年)

晩年は東慶寺、松が丘文庫

1960年米雑誌「ライフ」の調査

世界に現存する最高の哲学者はだれか?→圧倒的多数で鈴木大拙(90歳)が選ばれる     

1963年 ノーベル平和賞候補

最終学歴は中卒

下記をいずれも中退しかし友達に恵まれた

第四高校(金沢大学)西田幾多郎、安宅弥吉(お前は学問をやれ。俺は金儲けをしてお前を食わしてやる)

東京専門学校(早稲田)

帝国大学選科(東大)

大拙は号(貞太郎)→おおいなる()つたなさ   

大巧(たくみ)は拙なるに似たり(中国故事老子)より

鎌倉円覚寺釈宗演命名

・禅をZENとして世界に

・海外では大拙が通訳

石川県専門学校時代の数学教師であった師の北条時敬(ときゆき)は、欧州滞在中の大拙と会う。北条は「実に堅忍勉学、身を立てたる人物なり」といい、「同氏は学生時代には優秀人物に非ザリシニ」と書いている。

啓一は「大拙は年齢を重ねるごとに大きくなっていった遅咲きの人であった。」としている。

 

仙厓を通じ出光佐三と知り合う(出光は仙厓作品収集家)

以来、深い付き合いが始まる

佐三は大拙を生涯の師と仰ぐ

大拙の葬儀委員長を務める

東慶寺の墓で寄り添って眠る

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